※この記事及び関連記事には乱数調整について記述していますのでご注意下さい。

随分お待たせしました。今回はHGSS・DPPtの野生乱数になります。
主に6Vメタモンを捕まえる際に使います。オシャレボールで4世代限定の教え技を使いたい場合にも使えますね。
6Vメタモンは第4世代の孵化乱数にも使えるので、孵化乱数をしたい方も是非挑戦してみてください。

なお、第4世代の固定乱数調整が基盤となります。第4世代の固定乱数については此方
基本的な説明は省かせていただきますので、もし分からないことがあれば固定乱数記事の方も参考にしてください。

固定乱数と同じく、HGSSとDPPtの違いは初期SEEDの確認方法だけですので、同一記事に書かせていただきます。
また、1/30秒単位で時間を合わせなければならないので難易度はやや高いです。

ポケモンによってはNPCによる邪魔が入ったりすることもあるので、初めて乱数調整に挑戦する方はNPCのいない道路から挑戦することを推奨します。

■野生乱数調整の流れ(HGSSの場合)
01.徘徊の3匹(エンテイ/ライコウ/ラティオスorラティアス)を徘徊させておく。
02.必要なツール(PHS・エメタイマー)、捕獲ボールペラップ甘い香りを用意する。
03.PHSを起動して赤パネル個体値検索で希望の野生個体を探す。
04.結果が出たら、捕まえたい個体を選んで、起動時間を計算する。(PHS側で時間計算している方はそれを使う)
04.捕まえたい個体の初期seedをPHSの黄パネルに入力して徘徊リストを出しておく。
05.徘徊リストの目標値と被らないように徘徊位置を調整してから、その野生が出る道路の草むら内でセーブする。
05.セーブしてから適当に開始してセーブし直す等でもOK。
06.先ほど求めた起動時間でゲームを開始する。
07.ゲームを開始したらポケギアのマップで徘徊位置を確認する。
07.徘徊位置徘徊リストを見比べて目標seedからどれだけ離れているかを確認する。
07.仮に6F早ければ年数を6年増やしてやり直す。(奇数ズレのときは奇数分増やす←重要)

07.リストになければ何度かやり直す。(それでも見つからない場合は個体値検索時間計算をミスしている可能性がある)
08.目標seedと一致したら、ペラップで必要数の消費を行う。
09.消費が済んだら甘い香りを使って、野生と戦闘して捕獲する。(オシャレボールで捕まえる場合はこの時点で使うこと)
10.捕まえたら個体値が合っているか確かめ、合っていれば終了。
10.違っていた場合、PHSの緑パネルを開いて目標seed等必要事項を入力して出力数を目標消費+50程度にして実行。
10.目標消費前後を探してどれだけ離れているかを確認する。離れている分だけ消費を増減させてもう一度6からやり直す。
10.緑パネルのリストになかった場合は、青パネルを開いて同様に必要事項を入力して実行。
10.初期seed・起動時間、消費等を確認してズレを修正してからもう一度6からやり直す。


こんな感じです。
ちなみにDPPtでは7の初期seed確認の部分の徘徊の代わりにコイントスで確認することになります。
また、DPPtでは徘徊はいない状態にしてください。徘徊がいると消費がズレてきます。
詳しくは後ほど記載するので、なんとなくこんな感じであるという認識をしていただければOKです。
説明だけではわかりにくい部分もあると思うので実際にやりながら見ていただけるといいと思います。


■用意しておくと便利なもの

前準備として用意しておくと便利なものを一覧にしておきます。
コイントス・・・DPPtは必須。213番道路のホテルの民家(要ロッククライム)で貰えるポケッチのアプリです。
コイントス・・・初期seed確認で必要なので必ず用意するようにしてください。
ペラップ・・・・必須。おしゃべりを覚えさせて録音しておきましょう。消費の時に使います。
・ペラップ・・・・2匹いると非常に楽になるので是非2匹用意しましょう。1匹はそらをとぶを覚えさせておくと便利です。
マスターボール・・・ボール厳選しないなら。通常ボールでの捕獲が面倒な方は是非用意しましょう。
捕獲ボール・・・いわゆるボール厳選をするなら必須です。好きなボールを100個以上用意しましょう。
捕獲要員・・・・マスターボールを使わないときに弱らせるためのポケモンです。
・捕獲要員・・・・催眠技とみねうちが使えるキノガッサやドーブル、エルレイド等がオススメです。
シンクロ要員・・・捕まえたい性格の特性「シンクロ」を用意しておくと、消費を少なく済ますことができます。
・シンクロ要員・・・個体値によっては必須なこともあるので予めPHSで検索して確認しておきましょう。
秘伝要員・・・・秘伝技を1匹にまとめておくと移動が楽になります。そらをとぶはペラップがいるので、
・秘伝要員・・・・かいりき・波乗り・滝登り・ロッククライムの4つを覚えるポケモン(ビーダル等)がいると便利です。



■実際にやってみる
ここでは、HGSSでメタモンを捕まえる例としてやってみます。
まずはツールを用意します。

PHS1.20.2 (おひるごはんさん)
エメタイマー

今回もこの2つだけでOKです。
第五世代では個体値検索とリスト作成は別のツールを使いましたが、第四世代ではこれ一つで大体のことはできます。


●PHSの使用
では、PHSを起動しましょう。
起動したら、赤パネルの[条件から検索]を開いて、必要事項を入力していきます。
140203-0005
この画面ですね。

[伝説(シンクロ不可)]
となっているところは、徘徊か固定か配達員か等を選ぶことができます。
今回は野生乱数ですので[野生]を選択しましょう。

すると、小窓が開くと思います。
140216-0005
これですね。ここではROMと場所、検索で出力するポケモンを選択します。
要するに捕まえたいポケモンをチェックすればOKです。例ではメタモンなのでメタモンのみにチェックを入れています。
チェックを終えたらこの小窓は閉じてOKです。

赤パネルに戻りますね。
その右にある金銀・プラチナ・ダイパは乱数調整するROMのバージョンを選択します。
今回の例ではHGSSですので、金銀を選んでいます。

性格・シンクロを使用は捕まえたいポケモンの性格を選びチェックを入れます。
シンクロはあった方が楽な場合が多いので是非とも用意しておきましょう。使わない場合はチェックは外しておきます。
性格のチェックを入れずに、シンクロだけチェックを入れると全性格のシンクロ適応分が出力されるので、消費等の比較をしたい方にはこのやり方は便利です。
例では性格・シンクロ両方ともなしの状態にしています。

個体値は捕まえたい個体の上限・下限を入力します。左側が下限、右側が上限です。
ただし、6Vは臆病・穏やか・控えめ・素直しか存在しません。他の個体も理想個体で出せるものは限られていますので、攻撃を無視等にチェックしてある程度は妥協することも必要です。

めざパ・威力・特性は特定のものを検索する場合はチェックを入れてください。

合計個体値の最低ラインは無視でいいです。

年月日は時間設定をPHS側で計算してもらう場合はチェックを入れます。
年数や日付は好きなように設定してください。
今回の例では自力で計算しますので、自力で計算する方は無視でいいです。

色違いは今回は無視でいいです。

DSの開始時間表示は、年月日指定をした方はチェックを入れてください。この時、設定で空白時間を設定しておいてください。DSによって多少異なります。空白時間の測定については此方
年月日を自力で計算する方は無視でいいです。

○○〜××だけ前のseedを出力には3〜300程度に設定してください。これが消費数の上限・下限に当たります。
○〜××Fで出てくるポケモンを表示には500〜3000F程度に設定してください。これがフレーム数の上限・下限に当たります。
いずれも場合によっては上限を増やすことで結果が出ることもありますが、初回の方は上記程度の方が無難だと思います。

140216-0007
入力を終えたらこんな感じになります。
ここまで入力できたら実行を押してみてください。

140216-0008
するとこのように右側に結果が出てきます。
結果が出なかった場合は、個体値を妥協したり、消費数やフレーム数の上限を増やしたりしてもう一度実行してみましょう。
複数の結果が出た場合は、消費数の少ないものフレーム数の短いものを選ぶとよいです。特性が2つ以上あるポケモンは特性にも注意してください。
また性別も気にする方は、性格値の下2桁に注目してください。性別比率が1:1の場合は7F以下の場合は♀になり、80以上の場合は♂になります。
それ以外の比率に関しては、記事の一番最後の補足欄を参考にしてください。

今回は画像の結果1を使うことにします。



次は、結果にある初期seedをコピーしてから、黄パネルの[seed調整]を開きます。
140203-0006
開いたら、先ほどコピーした初期seedをseed欄に貼り付けます。

前後出力数は30にして、HGSSなら金銀徘徊を選択、DPPtならコイントスを選択します。
その下は初期seed調査を選択しておきます。

2刻みで出力エンテイを先に処理分+秒が1ずれた分も表示は今は無視でいいです。

HGSSの方は徘徊しているポケモンにチェックを入れておきます。
3匹とも徘徊している場合は3匹ともにチェック、ライコウだけ捕まえてしまった!という方はライコウのチェックは外しておきます。
初回の方は3匹いる方が成功率が上がるので3匹とも捕まえずに徘徊させておきましょう。


ここまで入力を終えたら実行を押しましょう。
140216-0009
するとこんな感じになると思います。
赤色になっている初期seedが目標の初期seedになります。
これが初期seed確認で使うリストになります。(DPPtの方は○×がずらっと並んでいると思います)

ちなみにHGSSで徘徊が2匹もしくは1匹の場合でもこの方法で確認することができます。
居ない徘徊ポケモンがいる場合は、黄色パネルの該当するポケモンのチェックを外してからリストを作成すればOKです。
ただし、1匹の場合は目標位置の近辺で複数の候補がある可能性が高いです。その場合は、ウツギ博士への電話内容で確認することはできます。ただし、電話1回で1消費になるので消費の数え間違えに注意です。
電話内容を確認するには黄色パネル金銀電話にチェックを入れてリストを作成しましょう。
ただし、電話でチェックする場合には、そのROMで受け取ったトゲピーをウツギ博士に見せておく必要があります。乱数調整に入る前に見せておくようにしましょう。
また、ポケルスに感染しているポケモンをポケモンセンターで預けていない場合、ウツギ博士との電話内容でポケルスの話が出ないので、[実行]ボタンの上にある「[菌] ポケルスが くっついた〜」のチェックを外してください。これでポケルスの話が無いバージョンのリストを作成することが可能です。
逆にポケセンでポケルスを一度でも預けている場合は、チェックは外さないようにしてください。


●起動時間の計算
では、次に起動時間の計算をします。(計算方法は固定乱数の時と同じです)
先ほどの赤パネル[条件から検索]の結果から計算します。
140216-0010
例ではこれですね。計算には下から3行分を使います。
月×日+分+秒:138 or 394
時:1
フレーム+年-2000:2094
この部分ですね。

フレーム+年-2000:2094なので、それに空白時間を足しましょう。
私の場合はHGSSの空白時間は347Fなので、2094+347=2441となります。
これを秒に直すために60で割ると2441÷60=40秒余り41になります。
この余り41年数の下2桁になります。つまり2041年ということですね。
また、40秒は「ソフト選択」から「続きから始める」までの待機時間になります。

次にソフト選択の秒数を任意で決めます。私は10秒起動にしたいので10秒にします。
この起動時間(10秒)に先ほど求めた待機時間(40秒)を足します。10+40=50秒

次に月×日+分+秒:138 or 394とあります。どちらもいいですが、今回は138の方が計算しやすそうなので138を選びます。
では月×日+分+秒138にしたいので、先ほど求めた50秒を引きます。138-50=88。
残り88で月×日+分を合わせればいいので、10月8日8分にします。(10×8+8=88)
何時は時:1ですので、1時になります。
これで時間計算は完了しましたね。

2041年10月8日01時08分50秒 ←初期seedの決定時間(続きから始めるを押す時間)
2041年10月8日01時08分10秒 ←ソフト選択の時間
40秒 ←待機時間(エメタイマーで測る時間)


こういうことになります。
ここまで計算できたら、次からは実際に乱数調整に入ります。

PHS本体は黄パネル[seed調整]を開いて置いておきましょう。
ここでようやくDSの電源が入ります。目標のポケモンが出る場所に移動します。
140216_1537~01
HGSSの方は黄パネルのリストの目標seedの徘徊位置セーブ時の徘徊位置被らないようにしてください。
DPPtの方は予めポケッチをコイントスに合わせておきましょう。
準備ができたら目標のポケモンが出る草むらの中(洞窟内・水上)でセーブしましょう。
(※目標のポケモンが出る草むらの中でセーブしている前提で話を進めますので、まだの方はそこまで進めてください)


●DSの操作
ここで、先ほどの計算した日付(PHSで計算した方はその時間)を使います。
2041年10月8日01時08分10秒
例ではこの時間になりますね。この時間でソフト選択を行うことになります。

その前に、エメタイマーを起動して、待機時間を入れておきます。例では40秒=2400Fです。 
エメタイマーの準備が出来たら、DSの設定画面を開いて時間を変更しましょう。
140203_1347~01140203_1347~02
この画面で秒数がくるまで待機します。
そして秒針が10秒を指した瞬間にソフト選択同時にエメタイマーを開始します。
開始したら、連打で進めて続きから始めるの画面で待機します。
140203_1348~01
この画面で待機です。
エメタイマーが0になった瞬間にAボタン
を押しましょう。

ゲームを開始したら、HGSSではポケギアのマップで徘徊位置の確認DPPtではコイントスを10回程度投げてメモしてください。
140216_1618~01
そして、PHSの黄パネルで出したリストと照らし合わせましょう。
140216-0009
今回のseedと目標seedの差を確認します。
目標seedは赤色になっているのでそれに合わせるように調整します。
この時、奇数ズレになっていた場合は、そのままやっても100%成功しないので、年数を奇数分増やしましょう。偶数ズレだった場合は年数を偶数分増減させます。
例ではライコウ38・エンテイ37・ラティ1を引いたので、目標より4つ上にその配置があるということが分かりました。

例のように目標seedより4つ上側にあった場合は、4F早いということなので、年数を4年増やせばOKです。逆に下側にあった場合はその分の年数を減らせばOKです。
とはいえ2F程度であれば、誤差の範囲ですので、年数を変えずに何回かトライしてみるといいです。
(ただし奇数ズレだった場合は、必ず奇数分を増減して直すようにしてください)


あとは目標の初期seedに合うまでひたすら繰り返しましょう


何回やってもリストに見つからない方は、一度適当にゲームを始めてセーブし直す等をしてみると改善されることがあります。
目標の徘徊位置セーブ時の徘徊位置が被っていると成功しないので、被らないように徘徊を移動させてからセーブし直すようにしましょう。
例では目標の徘徊位置がライコウ31番道路・エンテイ31番道路・ラティアス4番道路となっているので、それぞれそれ以外の場所にいる時にセーブし直す、という形になります。

たまに、ライコウとエンテイの徘徊位置がリストと逆になっている場合があります。その場合は、黄パネルエンテイを先に処理にチェックを入れてリストを作成し直しましょう。見落としがちなので注意してください。

140216_1630~01
このように初期seedが合ったら、あとは目標までペラップで消費を行うだけです。
ちなみに1回鳴かせて1消費です。おしゃべりを録音済みのペラップ2匹のステータス画面を上下に切り替えていけばスムーズに消費を行うことができます。
なお、甘い香りで1消費発生するので、ペラップで消費する分を1減らすようにしてください。

DPPtの場合、コイントスでは通常消費は発生しない(代わりに孵化消費が発生しているが、野生乱数では関係ない)ので、赤パネルの結果で出た消費分-1を消費すればOKです。
ただし、HGSSの場合は徘徊ポケモンの数だけ自動消費が行われています。1匹につき1消費です。3匹徘徊している方は3消費、2匹なら2消費、1匹なら1消費といった具合です。

例では消費は7〜73になっているので773かのどちらかになるように消費すればいいです。
(※消費7〜73となっていますが、消費8〜72では成功しません)
今回は少ない方の消費7でやりたいので、HGSSなら「7-徘徊数(3匹)-甘い香り1回=3回」を、DPPtなら「7-甘い香り1回=6回」をペラップで消費すればOKです。

ペラップの消費が終わったら、甘い香りを使ってエンカウントします。
ちなみに、歩いて戦闘に入る方法では乱数は成功しません。エンカウント床では消費が発生してしまうためです(スプレーを使っていても消費は発生します)。
なので、必ず歩いたり、方向転換せずに甘い香りを使うようにしてください。

140216_1632~01
戦闘に入ったら適当に弱らせたりしながら捕獲しましょう。オシャレボールで捕まえる方はオシャレボールで捕まえて下さい。
捕獲したら、性格や個体値を確認します。合っていれば成功です。お疲れ様でした!

もし、出てくるポケモンが違っていた場合でもそのポケモンを捕獲してください。その場合のボールはなんでもいいです。
個体値等が違っていた場合も含めて、消費数を間違えたか初期seedが違った可能性があります。


その場合は、まずはPHSの緑パネル[リスト作成]で確認してみます。
目標seed種類(野生)ポケモン名レベルを入力。
出力数目標の消費数+30程度(例なら7なので40程度)を入力して実行します。
140216-0011
するとこのように右側にリストが出るので、目標の消費数(例なら7)前後で今回違っていた個体がないか探しましょう。見つかった場合は、そのズレ分の消費を増減させてもう一度時間設定からやり直します。
目標値から2つ下にあった場合は、2消費多いということなので、2消費減らして再度やり直してみましょう。
(単に消費の数え間違いの可能性もあるので、その可能性が高い場合はそのままでOKです)


緑パネル
のリストでも見つからなかった場合は、青パネル[初期seedを検索]を開きます。
初期seedの決定時間性格ポケモン名レベル能力値等を入力。分+秒は±3程度にしておきます。例では8分50秒なので58±3程度ですね。
フレーム目標フレーム±500F程度(例はフレーム+年-2000:2094なので1600〜2600程度)、フレームの上の数値は500程度を入力して実行してみます。
140216-0012
このように結果が出たら、その結果の初期seedから違う点をあぶり出しましょう。
初期seedはaabbccccで構成されており、aa=月×日+分+秒bb=cccc=フレームで構成されているので、目標の初期seedとの差分を合わせる様に調整しましょう。
ちなみに初期seedは16進数なのでご注意を。

例で見比べてみます。

目標の初期seed8a01082e
今回の初期seed8b01082c

もしこんな結果だった場合は、今回引いた初期seedはaaが1多いのと、ccccが2少ないということが分かりますね?
つまり、月×日+分+秒1多いので時間を1分減らすフレーム2F少ないので年数を2年増やすといった形になります。そうすれば、計算上は8a01082eになりますよね。

2041年10月8日01時08分50秒 ←初期seedの決定時間
2041年10月8日01時08分10秒 ←ソフト選択の時間
40秒 ←待機時間(エメタイマーで測る時間)

    ↓ これを2年増やして、1分減らして・・・
2043年10月8日01時07分50秒 ←初期seedの決定時間(続きから始めるを押す時間)
2043年10月8日01時07分10秒 ←ソフト選択の時間
40秒 ←待機時間(エメタイマーで測る時間)


こんな感じで調整していきます。

調整が終わったらその調整時間に合わせて時間設定からやり直しましょう。
同じように黄パネル→緑パネル→青パネルの順に見て行くようにします。黄パネルの時点で見つかればOKですね。
なお、結果に出るフレームは年数の下2桁を引いた値になっているので注意してください。例では2094-41年なので2053が当たりのフレーム数になります。
また、結果の「1つ目の性格値生成seedの位置」消費数とは別物なのでご注意を。


あとはひたすら初期seedと消費が合うまで頑張るのみです!
目標の個体値・性格が出たら終了です。お疲れ様でした。


なお、NPC消費が発生するところでは難易度は上がります。
いかに手早くメニューを開き、消費を終えたら手早くシンボルに話しかけられるかが鍵となります。ある程度NPCに消費されている前提で消費を減らすというのも手段としては有りですが、かなりの高等なテクニックですね。場合によっては有効なので試してみる価値はあると思います。
場所によっては、NPC消費を回避できるところもあるようです。
トレーナーであれば戦闘を行って動きを止める等ができることもあるのでそれで多少は楽できる可能性はあります。ただし、その場所から離れると再び動き出すので注意が必要です。DPPtならバトルサーチャーがあるので、トレーナーにはそれを利用するとよいです。

140216_1634~01140216_1634~02
今回の例で捕まえたメタモンです。
例にも出したように最初の時間では4F早かったので、最初に計算で出した41年から+4年して45年で成功しています。
久しぶりの第4世代乱数でしたので、少し時間はかかりましたが、初期seed合わせは5,6回で成功できました。やり方さえ分かれば、あとはタイミングの問題なので、頑張って下さいね。


●補足
性格値の下2桁から性別の判別するための補足です。
比率に関しては以下の通りです。

●16進数
♀:♂ ♀性別値 ♂性別値
1:1→ 00〜7F 80〜FF
1:3→ 00〜3F 40〜FF
1:7→ 00〜1F 20〜FF
3:1→ 00〜BF C0〜FF
7:1→ 00〜DF E0〜FF


●10進数変換した場合
♀:♂ ♀性別値 ♂性別値
1:1→ 0〜127 128〜255
1:3→ 0〜63 64〜255
1:7→ 0〜31 32〜255
3:1→ 0〜191 192〜255
7:1→ 0〜223 224〜255

例えば、性格値e9375a48であれば下2桁の48の部分が性別に関わる部分です。
この場合、比率が1:1や3:1、7:1の場合は♀になり、1:3や1:7の場合は♂になります。
なお、0に近い方が♀です。お間違いのないように。

また、各ポケモンの♂♀比率に関しては他のサイト様にてご確認下さい。(基本的に♂:♀と記載しているサイトさんが多いので、表を見る時は♀:♂比率が逆転するのをお忘れなく!)

個体値等によっては希望の性別がない場合もあります。
その場合は、メロメロボディを使った乱数で捕獲する方法があります。ただし、私はやったことがないので説明はできません。他サイトさんの記事を参考にしてください。
もし、XYまで輸送して使う予定なのであれば、特性を違う方にして特性カプセルを使うという方法もあります。
それらでもできない場合は、諦めるか違う個体にするしかないです。


いかがだったでしょうか。
説明不足な点もあるかもしれませんが、乱数調整の参考になれば幸いです。
また追加点などあれば追記します。 


追記(2/24)
性別に関する補足を追加しました。 

追記(3/26)
ウツギ博士の電話のリスト作成について補足を追加しました。

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