※この記事及び関連記事には乱数調整について記述していますのでご注意下さい。

今回は、BW・BW2のID調整のやり方を説明します。
ID調整をすることで好きなIDにすることができるのはもちろん、自分の狙ったポケモンを色違いで捕まえることができるようになります。
また、色違い検索に必要な裏IDも最初からわかっている状態なので、その表IDと裏IDを使って別の色違いを探すこともできます。

BWとBW2ではやり方はほぼ同じですが、BW2はタイマーズレが多いので失敗しやすいです。
また、ツールも一部異なるので、使用するツールを間違えないように注意してください。

なお、難易度は少し高いです。初めての方は慣れるまでは難しく感じるかもしれません。
特にID調整の時のオフセット探しで苦戦する可能性が高いので、気を引き締めてチャレンジしてください。

●必要なツール
・SSS4
・bwseedlist
・sidseed (IDを作成します)
・seedparamsearch (BW1の方は此方)
・seedparamsearch2 (BW2の方は此方)

これらを用意しておきます。
SSS4は結果を残こしている方は必要ないです。


●ID調整に使う性格値を探す
色違いにするには目標の性格値が必要になります。
徘徊の場合は目標性格の1つ上の乱数値が必要です。


ただし、以下のポケモンは色違いにはできません。

・レシラム (Nの城・リュウラセンの塔)
・ゼクロム (Nの城・リュウラセンの塔)
・ビクティニ (リバティガーデン島)
・配達員から受け取るポケモン (元々色違いのものは除く)
・ハイリンクで捕まえるポケモン全種
・隠し穴で捕まえるポケモン全種


これらのポケモンは100%色違いにはできません
これらは色違いブロックルーチンと呼ばれる処理が施されていて、色違いになる条件を満たしていた際に、性格値を変更して色違いでなくなる仕様になっています。
配達員から受け取るタマゴに関しても受け取ったROMでは同様の処理が行われますが、別ROMに移して孵化させることでそれを回避することができるようです。故に四世代のマナフィの色違い等は存在することになります。
また、配達員の例外として、JR九州で配布されたグラードン・カイオーガ・ピカチュウ・御三家等は上記の処理が行われず、生成方法は特殊ではありますが、色違いにすることは可能のようです。


以上を踏まえた上で目的の色違いにしたい個体を選ぶようにしましょう。



では、SSS4で予め検索しておいたseedを使います。
(固定なら固定seed、徘徊なら徘徊seed、孵化なら孵化seed)
オフセットは特定させておきましょう。(徘徊はオフセット不要です)
個体値に関しては自分の色違いにしたいものを選びます。後ほど変更することはできません。
(ただし、色違い検索で別の個体を探すことはできます。)
bwseedlistに初期seedとオフセットを入力してリストを出します。


固定の場合、自分が捕まえたい性格を1つ選びます。
シンクロを使う前提ならば消費数が一番少なくシンクロが○になっているところを選びましょう。
(NPC消費が懸念されるところではある程度余裕を持たせた方が無難です)
目標の性格を1つ選んだら、その右側にある性格値をメモしておきましょう。
その性格値が今回ID調整に使用する性格値になります。

徘徊の場合、自分で目標性格を出してリストから探し出す必要があります。
リストから性格と乱数値を探す方法は此方の記事を参考にしてください。
今回ID調整に使用するのは目標性格の1つ上の乱数値になります。

孵化の場合、自分が孵化で使いたい性格・遺伝箇所のものを1つ選びます。
メタモンが有りかどうか、変わらずが有りかどうか等は予め決めておきます。
遺伝3箇所が決まって性別-特性が決まったところのすぐ右側にある性格値をメモします。
その性格値が今回ID調整に使用する性格値になります。


どれか一つ選ばなくてはなりませんが、BW1なら徘徊>孵化>固定の優先度だと思います。
徘徊は自ら色違いを狙わないとできないですが、孵化・固定に関してはSSS4の色違い検索で色違いを探せるからです。徘徊は色違い検索で色違いが見つかっても狙ってできるような規則性がないので、ID調整の時点で色違いにしておかないと、ほぼ不可能に近いです。
BW2では徘徊はいないですので、自分の好きなものを選ぶといいと思います。


例では野生乱数を色違いにすることにします。
130615_0421~01
画像にある消費79のメタング(シンクロ○)を色違いにしたいとします。
そのすぐ右側にある性格値をメモしておきます。これを後ほどのID調整に使います。


●IDの決定
ID調整に使う性格値(乱数値)が分かったら、次にsidseedを起動します。
先ほど選んだ色違いにしたい性格値(乱数値)を入力しましょう。
入力したらEnterキーで進めます。
次に好きな表IDを入力します。ただし、IDは00000〜65535までです。
入力したらEnterキーで進めます。

すると、裏ID候補が8個出てきますので、1つ選びます。
表IDと裏IDの奇数・偶数は合わせた方がいいと聞きますが、私自身は表:奇数、裏:偶数でも成功していますので、どっちでもいいのかなと思います。
不安な方は、先ほどのbwseedlist表IDと裏IDを入力、そしてID補正にチェックを入れてリストを出してみてください。目標のところに★印がついていていればOKです。

130615_0420~01
例ではこんな風になりました。表IDは自分の好きなようにして構いません。

この中から適当に1行選んで、bwseedlistでIDを入れて、ID補正を付けて野生リストを出してみます。
130615_0421~02
ID:54321 SID:44780でやってみると、このように★印が付いて色違いになることが確認できました。
なのでこのIDを使うことにします。

ここまで確認できたら、使いたい表ID・裏ID・乱数値をメモしておきます。
メモができたらsidseedは閉じてもOKです。


●ID調整の起動時間を求める
ID調整でも起動時間が必要です。
seedparamsearchを起動しましょう。
BW1の方はseedparamsearch、BW2の方はseedparamsearch2を使います。
seedparamsearchの基本入力はパラメータを入力してください。此方の記事で特定できます。

日付は5年〜10年分程度取ります。範囲はどこでも構いません。
消費は40〜60程度でOKです。
IDからにチェックを入れ、先ほど求めた表ID・裏IDを入力して検索を開始します。
BlogPaint
例ではこんな感じになりました。(※画像はBW1の方なのでBW2の方は多少見栄えが違います)

検索にはしばらくかかるのでお茶でも飲みながらのんびり待ちましょう。
130615_0430~02
こんな感じの結果が出ると思います。
結果が出たら、それがID調整に使う起動時間・初期SEEDになります。
結果が出なかった場合、日付の範囲を変えてみましょう。


●実際にID調整に入る
では、実際にID調整に入ります。

その前に、試しにやる分には、セーブデータが残っていても構いませんが、
実際にそのIDで周回するためにはセーブデータを初期化しなければなりません。 
データが残っている状態で初めから始めてもセーブできないからですね。
というわけで、初期化の方法ですが、タイトル画面でB+SELECT+↑を押します。
すると、「データを消去しますか?」と聞かれるので「はい」を選んで、「消去すると元に戻せません。それでも消去しますか?」と聞かれるので「はい」を選びます。
ここまでするとセーブデータが初期化されて、初めからプレイしてもセーブができるようになります。
ID調整をする前に、初期化をしておきましょう。
(当たり前ですが、初期化する前に貴重なポケモン等は別ROMに移しておきましょう)


初期化したら、一度電源を入れ直して、seedparamsearchで出した起動時間に起動します。(いつものように1秒前で起動します)
最初は適当に始めていきます。ただし、一度も決め直したり戻ったりしないでください
ゲームが始まったら、トレーナーカードを見て表IDを確認しましょう。


次にbwseedlistにseedparamsearchで出した初期seedを入れてオフセット0で、[生の乱数値を表示]にチェック、そしてタマゴリストを出します。
130615_1005~01
リストを出したら、先ほどの裏IDを決めたときにメモした乱数値-1の数値が40〜60の間にあるはずです。探しましょう。
見つかったら、そこがID調整の目標値になります。(例では選択している部分ですね)
見つからなかったら、下方の補足も参考にしてみてください。
それでも見つからない場合はseedparamsearchの基本入力が間違っている可能性があります。見直してみましょう。

目標値が分かったら、今度は先ほど出た表IDがどの位置にあるか確認します。先ほどの表IDを16進数に直した値をリストから探します。(ctrl+Fの検索機能が便利です)
見つからない場合は、タイマーズレが起こったか、起動時間を間違えている可能性があります。何度かやり直してみましょう。
今回のIDの位置が見つかったら、そこがオフセットになります。
あとは目標値-オフセットの分だけ消費を行えばOKということですね。

消費の方法ですが1つだけです。
それは名前を決めるときに「○○くんなのね?」と聞かれるのでそこで「いいえ」を押すと1消費されます。それを何回も繰り返すことでどんどん消費をしていくということですね。
必要数の消費をしたら、進めてゲーム開始、トレーナーカードで表IDを確認して、先ほど決めた表IDになっていれば成功です。
お疲れ様でした。


あとは普通にシナリオを進めて、一番最初に決めた目標の性格値(乱数値)で色違いになればOKということになります。

同じIDで他の色違いを探す場合は、SSS4の色違い検索で、表ID・裏IDを入力してID補正を付けた上で目的の個体を検索をすると色違いのみを探すことができます。(実際に色違いになっているかどうかはbwseedlistでIDを入力して確認しましょう)
ID調整の際に徘徊を色違いにしていた場合等に、これを利用して固定乱数や孵化乱数の色違いを探すことができるので、いろいろ検索してみましょう。(キー入力の利用も可能です)


●リストの見方の補足
リストから探す時の乱数値についての補足です。
・目標値:裏IDを決めたときにメモした乱数値-1 現在値:表IDを16進数に直した値
・目標値:裏IDを決めたときにメモした乱数値 現在値:表IDを16進数に直した値+1
このどちらかの方法で探すことができます。
前者の場合はタマゴリストの性格値、後者の場合はタマゴリストの乱数値で検索がヒットするはずです。
どちらで探しても結果は一緒ですが、『40〜60の範囲』がどちらで当てはまっているのかを私は確認していないので、一応両方の記載をしておきます。
もし目標値が見当たらなかったら上記のもう片方で探してみてください。


追記(6/15)
画像追加と一部文章修正・追加しました。 

追記(1/11)
初期化のコマンドに誤りがあったので修正しました。